クルマを店舗や買取業者に売却したいときには、査定士による中古車査定を受けますが、どのような基準で査定額を導き出しているのか気になるところかと思います。

このように売却時に1台ずつ現車を確認しながら査定する際には、「カーチェックシート」という標準様式の書類上にあるチェック項目を1点ずつチェックしていくことになります。

チェックシートに記入していく

実際に査定に立会うと、査定士の方がクリップボードにはさんだカーチェックシートに手早く記入していくのが分かります。

このカーチェックシートは、日本自動車査定協会(JAAI)という団体が定めたもので、査定時に見るべき項目が図表形式で記載されており、そのシートの各項目へ直接記述していく使い方をします。

記入する項目

記入する項目には、クルマのグレードやカラーといった概要、年式、クルマの装備品の有無、動作状態の良否、走行距離、外装状態など、日本のクルマが持ちうる全てのパーツ状態が評価できる形式になっています。

それを区分ごとに加点減点方式で採点して、基準点数を算出します。 実際の買取査定額はこのカーチェックシートを埋めただけでは決まらず、あくまで絶対的評価としての点数を算出するのが目的です。

在庫車と比較される

買取業者の在庫に同じ車種のクルマがあり、査定を終えていた場合には当然点数が既についているわけです。

そのクルマの売却予定価格が○○万円なので、それよりも点数が多く付いたクルマなら○万円プラス、点数が少なければ○万円マイナス、といった具合です。

最近はオークション相場の影響が大

さらに、中古車オークションでの平均落札価格というものが値段の基準になります。

上の例ではすでに査定済のクルマの売却予定価格を決定するときの根拠になる値段です。

中古車オークションでの相場が100万円のクルマであれば、基準となる買取価格もオークション相場価格を基準にしつつ、査定での良し悪しを加味して買取額が決まるという寸法です。

カーチェックシートの点数を上げて査定額を高くしたいがために、キズを直してから査定を受けても、「キズなし。減点なし」となるだけで加点とはならない点は注意が必要です。

まとめ

(1)カーチェックシートに細かく記入
(2)在庫車と比較
(3)オークション価格と比較