プリウスPHV

プラグインハイブリッド車(PHV)の「プリウスPHV」は、2013年9月に一部改良されました。

内装や外装のインテリアデザイン・エクステリアデザインのデザイン性を高めつつ、価格を従来型に 比べて約20万円引き下げ、285万円(消費税込み)からとなりました。

プリウスPHVは、HVのプリウスに比べると国内では影の薄い存在だと思われがちですが、国内の 累計販売実績は1万4千台とされています(2013年10月時点)。

グローバルでは世界中で累計約4万台も販売されているのです。

国内での販売目標は、年間1万台としているようですが、充電インフラの整備が進んでくる2010年代 後半には年間2万台以上の販売を目指していくようです。

リース販売からのフィードバック

プリウスPHVは最初の2年間はリース販売されていました。

そのときの成果をもとにして、電気自動車(EV)走行とハイブリッド車(HV)走行のバランスを最適化させたのです。

その結果、PHV走行時の燃費では61.0km/Lを実現しました。

そして、2012年1月30日に「プリウスPHV」として一般ユーザーにも販売が開始されたのです。

EV走行距離が向上

リース販売していたモデルに対して大幅に燃費性能が向上し、使い勝手などでも大きく改良されています。

例えば、充電1回当たりのEV走行距離は、リース販売時のモデルから3.0キロメートル増加して26.4キロメートルの走行ができるようになっています。

日常的な買い物などに利用する距離としては十分にEV走行だけで済ませられそうな距離だと言えます。

ハイブリッド走行距離が向上

また、バッテリーが切れてハイブリッド走行モードに切り替わったときの燃費は、31.6キロメートル/リットル(JC08モード)となり、ハイブリッド車の「プリウス」と同等の燃費性能を達成しています。

HVに比べると電池容量が多くなり、必然的に重量が増加しがちなPHVでは驚異的なハイブリッド走行モードでの燃費性能だと言えます。

プリウスPHVのリチウムイオン電池は山洋電気から供給を受けていますが、リース販売していたモデルのリチウムイオン電池ユニットに対して約80%の軽量化と57%のコンパクト化を実現しています。

充電インフラなども充実

さらに最適な充電機能を発揮するためにスマートフォンと連携して充電状況や充電ステーションの情報を提供する「eConnect」を搭載しています。

この機能によってスマートフォンでエアコンを操作できたり、充電コードのさし忘れなどを知らせる「トヨタフレンド」も採用されています。

また、充電環境の提供に関してトヨタホームなどがトヨタディーラーを支援し、顧客の住居に最適な充電設備を提案するという、まさにトヨタグループ全体でプリウスPHVの販売に協力しているのです。

まとめ

(1)プラグインハイブリッドの改良
(2)リース販売からフィードバック
(3)EVでの走行距離が向上
(4)充電インフラの充実が課題