新型「プリウスPHV」の国内発売時期が、2016年秋から冬に延期されると発表された。

生産開始の時期は予定から変更されていない。

今回の延期は、品質に万全を記して「台数を抑えて生産を始める」ためだとトヨタ広報部は説明しています。

具体的な発売は数ヶ月伸びて2017年の年明けになるものと考えられます。

新型プラグインハイブリッド車(PHV)は4代目プリウスをベースとしており、これまで販売が振るわなかったPHVの人気を取り戻すという狙いがあるようです。

販売店ではPHVの案内活動を開始しているため、混乱を避けるために発売時期の延長を公式に発表することになったようなのです。

同様に欧米でも発売時期を秋から冬に延期するようです。

PHVは家庭電源で充電できるため、トヨタは次世代環境車の主力だと位置づけです。

新型のPHVのプリウスは、モーターでの走行距離を60キロメートル以上とし、さらに先進的な内外装を装備するなど、ハイブリッド車として人気のプリウスとの違いを明確に出して、国内では初年の販売目標を年間3万台以上に設定しています。

当初は10月26日の発売が予定されており、ディーラーでは顧客への案内を開始していたという事情があるようです。

今回の延期は数カ月になり、年明けとなる見通しです。

このため、国内で年内の発売を予定している新型SUV「C―HR」と投入の順序が入れ替わることになることが予想されます。

2012年1月に発売された現行プリウスPHVは、日米欧などでの世界販売は今年7月末までの累計で7万5千台にとどまっているのです。

日本での販売も三菱自動車の「アウトランダーPHEV」を下回っています。

さらに欧州メーカーを中心にPHVの投入が増えているという状況なのです。

これらの要因から新型プリウスPHVには、ディーラーから販売に強い期待がかかっているようです。